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重要伝統的建造物群保存地区

こんにちは 技術部の齋藤です。

みなさま、「伝統的建造物群保存地区」
のことをご存知でしょうか。
1955年代高度経済成長期以降、
社会変動の影響で地域固有の
伝統的な町並みや集落が、
急速に失われていきました。
そのような状況に危機感を覚えた人々により、
全国各地で町並み保存の機運が高まり、
その取組を支えるために設けられた制度が、
「伝統的建造物郡保存地区」の制度となります。

今回、ご紹介させていただくのは、
私の故郷でもある村田町です。
2014年、宮城県では初の選定となり、
全国では108地区目となりました。

2012年、酒屋さんの店舗改修工事を
させていただきました。
※伝統的建造物群保存地区選定以前の工事になります
銅板屋根は施工当初の輝く赤褐色から、
徐々に青緑色へと変化をしております。

2015年、米蔵の修復工事をさせていただきました。

村田町のご担当の方と、当時の写真を見比べて忠実に修復しました。


2025年12月から、主屋の修繕工事をさせていただております。
江戸時代中期の建物を移築された、とてもめずらしい主屋になります。


台所の天井を解体したら、当時の小屋組みがよみがえりました。

 


腐朽した土台の一部を、
高橋棟梁に金輪継ぎにて、
根継ぎしていただきました。
相談させていただいたとき、
二つ返事で引き受けていただきました!

6月の完成がたのしみです♪

 

2012年、2015年、今回と、
重要な歴史のある仕事に携わることができ、
とても光栄なことです。

改めて、普遍的な技術継承の
重要性・難しさを考えることができました。

この制度をつくりあげられた、
先人の方々の思いを十分理解し、
継承していくことに精進してまいります!