季節の気配を感じるおもてなし

サカモトグループガーデンパーティーおもてなし料理のご紹介

4月に、サカモトグループが日頃お世話になっている協力業者の皆様をお招きして、ガーデンパーティーを開催しました。

弊社のガーデンパーティーの名物ともいえるのが、おもてなしのお料理です。私たちのおもてなしでは、季節の気配を感じていただけるよう、心掛けています。

ありがたいことにお客様からもお褒めのことばをたくさんいただきました。今回は、そんな坂元の森の自慢のおもてなし料理を一部紹介します。

○おつまみセット

あしらいには、坂元の山からのめぐみ(竹皿、杉板、植物)を用いて、おもてなしの心を表現しています。おつまみ串は大きなヤツデの葉が緑のアクセントです。

○ちくわごはん

ゆかりごはんをちくわとしそで巻いています。ゆずり葉を添えてご提供しました。立食でも手軽にとっていただきやすく、お召し上がりやすい一品です。

○鯛の塩釜焼き
名物である坂元の森のハレの日のおもてなし料理の一品です。鯛を丸ごと一匹、塩釜で包み焼きにしています。

新鮮な鯛を丸ごと一匹

卵白で固めた塩を塗り、

炭火で焼く。
焼き場は男手の担当です。

焼き上がりがこちら。

季節柄、桜の塩漬けと一緒に焼いています、ほんのり桜のいい香りです。

○ゆで豚

大河原のもちぶた館様の豚肉をゆでて桧の丸盆に載せ、くるみやレモン、ぶどうであしらい、ご提供しました。
近くの山でとれたクレソンやかざりには坂元の山のシダなど。リスが食べるようなイメージで仕上げました。

例年、お料理の準備は、サカモトグループ女性スタッフの尽力なしには成り立ちません。一皿一皿心を込めて調理しました、そんな調理現場の裏側も少しだけご紹介します。

第2回 自然の理解と環境建築

自然と共にある設計思想の話|山田貴宏さんインタビュー

ご自身のお住まいでもある、エコロジカルな生活を可能にする「里山長屋」のお話に続いて、長屋での暮らしぶりのこと、そして、山田さんが建築家として長年、志向し探究されている「環境建築」についてお話を伺いました。
第1回の公開からこの第2回の公開まで、時間が空いてしまいましたが、その間に、山田さんが設計を手掛けた弊社の「さとのえ」が、2023年度の「ウッドデザイン賞」で最優秀賞の1つ「環境大臣賞」を、また、日本建築エコハウス大賞のモデルハウス部門で「優秀賞」をいただくことができました。いずれも、自然のめぐみを存分に生かし、現代的な技術も取り入れた山田さんの環境建築が、現代のさまざまな喫緊の問題への対応策として評価いただいているからこそと理解しています。本稿では、里山長屋での暮らしと、そもそも「環境建築とは?」について語っていただいています。(もりのわ編集部)

第1章 里山長屋での暮らし ― 環境的な建築家としての自問自答
–第2回「自然の理解と環境建築」

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【規格住宅きのえ】コンパクトに住まう木の家

柴田町 高橋ファミリー

秋の深まりを感じる11月初旬、お引き渡しから約4か月の高橋健児さんと恵さんのお宅を訪ねました。
高橋家は規格住宅の「きのえ」。高橋ご夫妻がどうして木の家を選び、どのようにして作り上げていったのか。
高橋家の自慢のご自宅ができるまでの道のりを振り返りたいと思います。 もっと読む

伝統技術を守り、伝え、新しい挑戦を続ける家づくり

鈴木幸也(技術部次長)・結城伸一(大工班リーダー)・佐藤利彦(大工班)

2023年4月に竣工した「さとのえ」は、見学会や体験ワークショップで訪れてくださった多くの方々が、その木組みの美しさと、空間の心地よさをとても気に入ってくださっています。完成までを、丁寧に、確実に、ゆっくりと進めてきた「さとのえ」の工事。多くの職人の手仕事の技術と協力者の皆様に支えられての完成ですが、その中心がサカモトの社員大工の存在です。

さかのぼること1年と少し前に、足場が外れたばかりの母屋のロフトの木の香り漂う空間で、技術部次長の鈴木幸也さん、社員大工の結城伸一さん(大工班リーダー)と佐藤利彦さん(大工班)に、お話を伺いました。その記録を公開します。これから、さとのえ見学会などに参加される際に、ぜひあわせてお読みいただければ幸いです。(もりのわ編集部)

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ナカもソトも気持ちよく繋がる暮らし

大河原町 菅野ファミリー

「ちょっと湿度が高めの夏の日でも、家の中を素足で歩いていて、本当にさらりとして、気持ちがいいんです」

新しい家に引っ越しをして、ひと夏を経験した菅野雄太さんと祥子さんのお宅を訪ねたのは、9月の初めの光と風が爽やかな日曜日。玄関で出迎えてくれたお二人は、まずは、無垢の杉材の床の感想を伝えてくださいました。

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先人たちから受け継ぎ未来に繋ぐ使命

株式会社サカモト 代表 大沼毅彦(談)

坂元植林の家は、林業部門を担う坂元植林合資会社と、工務店である株式会社サカモトによる木の家のブランドです。1877(明治10)年、柴田町坂元の山に植林を始めたのは、現社長である大沼毅彦の5代前、大沼半左衛門です。その次の代にあたる大沼源太郎が1908(明治41)年に坂元植林合資会社を設立し、本格的に植林事業を始めました。長きにわたり、先代たちが育て、守り続けてきた坂元の森を未来につないでいくたに、1986(昭和61)年、現社長である大沼毅彦は、自社林の木材を使用した建売住宅の販売を始めました。

このコーナー「森をつくるひと、守るひと」では、「坂元植林の家」ブランドを、林業の歴史や山と人との関わりから伝えます。第1回目は、大沼毅彦が江戸時代に遡る地域の山林との関わりから、新しい拠点「さとのえ」の取組みに繋がる歩みを語ります。(もりのわ編集部) もっと読む

第1回 環境デザインと、風土を調べること

成田地区「風土性調査」レポート|環境デザイナー 廣瀬俊介

—成田字平城内の農地。南向きの緩斜面上に排水、作業のための土地改良の手が最低限加えられる (廣瀬 2019)

 

連載のはじめに

坂元植林の家では、長年、理念として掲げてきた「自然との共生」「地域との共生」の理念を、さらに家づくりで具現化していくために、創業110年を迎えた2018年から2019年にかけて、建築家の山田貴宏さん、環境デザイナーの廣瀬俊介さんと、「成田プロジェクト」と呼ぶ地域の風土性調査を行い、その調査成果をもとにした「まちのえ」「さとのえ」という新しいモデルハウス の建築を進めてきました。

「成田プロジェクト」という名称の成田は、「坂元植林の家」が拠点を置く宮城県柴田郡柴田町の地区名です。この地で明治初期から植林事業を始め、それ以来、山を守り続けています。成田プロジェクトは、暮らし方と地域や自然との関係性をどのように結び直していくと良いのか」を考え、形にしていくための基礎とすべく、あらためて成田地区の風土を調べ、学びあう取組みです。 もっと読む

2023-本年もよろしくお願いします。

新年の松飾り

新年、あけましておめでとうございます。
弊社代表の自宅では、暮れに外回りや石蔵の煤払いなどを行いながら、庭の松の木も剪定しました。断ち落とした松を、玄関にも床の間にも大胆に飾ることができました。
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めぐる季節を重ねる、豊かな平屋暮らし

山元町 山﨑ご夫妻

2003年。山﨑凱正(かいしょう)さんと洋子さんご夫妻は、当時暮らしていた神奈川県川崎市から宮城県山元町の浜辺に移りすみました。退職後の終の住処として建てた、屋根が大きな平屋の木の家です。宮城県との縁は、洋子さんがかねてより知り合いだったサカモトとの出会い。当時から、自社の山の木の家を用いて住宅をつくる取組みを進めいていたサカモトの考え方に共感、スタッフとも本音で語り合えるほど意気投合し、自然な流れで宮城への移住を決めました。建築を依頼したい工務店が決まっていて、そこから移住先や土地を決めるというのは、なかなか無いケースかもしれません。お二人は、あっという間に地域に溶け込み、その地に根をおろしていきました。

しかし、そんな穏やかな退職後の暮らしは、2011年3月の東日本大震災で一変することになります。 もっと読む