こんにちは、林業部の大沼です。
坂元植林の家では、木を“使う”だけでなく、
“育てる”ところから行っています。
林業部は“育てる”ところの部門です。
そんな私から、林業部の日常を通して
森づくりのことを少しずつお伝えしたいと思います。
まずは、林業部のアイドル娘の小雪ちゃんも元気にお仕事(草刈業務)。
初夏となり忙しく日々を過ごしております。

これから重い毛皮を脱いで
夏服に着替える時期となりました。
暑そうな姿を見ると、職人さんのように
空調服を支給したくなる日々です。

森林は適切な時期に伐採を行います。
伐採後には坂元植林のポリシーとして
必ず苗木を植付けします。
最近は花粉が少ない低花粉スギの苗木を
植えることが増えてきました。
花粉症への配慮として必要な取り組みではありますが、
杉そのものに罪があるわけではありません。
植物は子孫を残すために育っているだけと思うと、
少し複雑な気持ちにもなります。

苗木の管理は植えれば終わりではありません。
永い年月をかけて杉を管理して育てていきます。

手前には7年生の桧で
奥には50年生の杉が
若い桧の成長を見守るように立っております。
下の写真の山林は昨年に間伐した杉林です。


適度に太陽の光が当るように施業しております。
間伐は、木を適切な間隔に整え、
森全体を健全に育てるために行う大切な作業です。
木と木の間に光が入ることで、
地面の草木も育ち、
健全な森へと変わっていきます。
約100年経過すると
このような大木で素性の良い杉、
大木でまっすぐ育った良質な杉となります。

林業は永い年月が必要です。
優れた森林は一朝一夕ではできません。
人間が日々管理しながら、
自然の恩恵を受けて成り立ちます。
私たちは、ただ木を使うだけではなく、
次の世代へ森をつないでいくことも
大切な役目だと考えています。
丁寧に育てた国産材、自社の山の木材だからこそ、
安心して暮らせる木の家になる。
そして、その家で育った子どもたちの未来にも、
また豊かな森が残っていく。
そんな循環を思い描きながら、
今日も山と向き合っています。
森林イベントや製材所見学など、
実際の山や木に触れていただける機会もあります。
ご興味のある方は、ぜひお気軽に
ご覧いただければと思います。
次回も林業全般のお話をしたいと思います。








