槻木駅西モデルハウスに来場いただいた方に、
「坂元植林の家の新しい家づくり」という手作りの冊子をお渡ししています。
今日はその冊子の一部をご紹介しようと思います。
私たちは、「坂元植林の家づくり4原則」の1つとして
「ソト」に注目、住まいとソトの関係についてご提案しています。
よくお客さまにお話しするのですが、
住まいは、建物だけで完結するものではありません。
シェルターのように家の中に閉じこもって暮らすことは、豊かではないと思います。
家の外には、庭があり、その向こうにはお隣さんのお宅や、道路や、公園や、学校、駅があり、
そこには、虫や、植物や、ご近所さんや、車や、電車や、
風や、水や、光や、
数え上げればきりのない、たくさんのモノゴトが、家や、そこに住む住まい手と関わっています。
だから、
「外」ではなく、「ソト」と、あえてカタカナで表記しています。
私たちの提案したい住まい・「木の家」は、
建物周辺の風土や自然環境・地域になじみ、つながっていく建物です。
ちょっと説明的な言い方になってしまいますが
①風土②環境③地域
という3つの観点で整理しています。
①風土とは、
宮城の仙南地域…
地域で共通している文化・生業・産業・気候・環境…
②環境とは、
風土と比べると比較的狭い意味合いで、
住まい周辺の自然や、施設・街並み・地形・日当たり・・・
③地域とは、
学区や地区、町内会など、その範囲に住んでいる近所の方、学校の友達、近くで畑をやっているおじさん・・・
…というような具合です。
つまり、
「住まい」は建物が良ければそれでいいのではなく、
・その土地の風土=気候や文化や産業に根差したもので、
・住まいの周りの自然や景観、街並みになじみ(または作り)、地形や日当たりに合っていて、
・地域の住人やご近所を無視するのではなく、ちょうどいい距離感を保つコトのできる
ということが大事だろう。ということです。
これを、具体的に建物や、暮らしに落としこんでいくと、どうなるのか?
ということを、
槻木駅西モデルハウスで「家」「住まい」の形を表現し、
スタッフが、
庭の雑草を抜いたり、
菜園のハーブの育ちを確かめたり、
コンポストの土をかき混ぜて生ごみの発行具合を確かめたり、
という「暮らし」の一部を再現しています。
こんなことを、
毎週末、土曜日曜、祝日、事前にご予約いただければ平日も、
モデルハウスにてご案内いたしますので、
気になった方はどうぞお気軽にご相談ください。
柴田町槻木駅西2-4-21
(槻木駅西3号公園南)
駐車場有