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寺社本堂の新築工事のための木材製材

昨年春より本堂新築工事を予定しているお寺さんの所有する山林伐採が開始し、
製材~乾燥~刻みが終了して、先日より建て方が始まりました。

構造材は殆どお寺さんの所有する山林から出た原木より製材したものになります。
構造材も一般の住宅と比べ大物ばかりです。
通常柱は大きくても120角/4寸角と呼ばれるものですが なんと6mx240角
8寸角となります、その数46本 その他300角・桧丸柱300が4本と
スケールが違います。写真は6m240角です


私自身お寺の建築用製材は初めてで、初めて聞く名称など勉強になりました。
一番大変だった製材は、屋根に使う破風という部材の製材でした、長さ11m
幅420 厚み60が4枚 繋ぐことなく一枚物になります。
まずは製材風景です

工場内全体を使っての製材でした。
破風の取り付けが終わった写真です、三角の部分になります。

それではまたご報告致します。