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余白のある住宅

こんにちは工事課鈴木(幸)です。

このブログを読んでる方の中には、
これから住宅を新築する予定の方も居るかと思います。

私も15年前に自宅を建築しました。
経験者として少し本音トークをしたいと思います。

ある設計者が自邸を建てた後、

色々考え吟味した所が70点で、
予想して無かった所が120点の所もある

と言いました。
平均で満足出来ればいいんだと。

そこで私の経験談。

建築当初子供がまだ小さく、
座って勉強できるようにと
作り付けのカウンターを設置。

最初の3年位は使用してましたが。。。
やはり大きくなると机が必要なくなり
あえなく撤去。

子供の成長は早く、生活スタイルも変わります。
大人は体の変化は少ないが、
老後はどうなるか分からない。

子供部屋はずっと子供部屋ではなく、
やがて寝室だったり、書斎に変化したりします。

固定式のカウンターではなく、取外し可能で、
その後机としても使用できるようにしておくとか。
フレキシブル対応が必要でした。

変える事が難しい
インフィル(構造躯体 断熱性能)が重要で、
あとは生活環境が変わる事により
変化出来る住宅が理想です。

【余白のある住宅 すべてを作り込みしない】

住宅の時間軸は長く、
今にこだわり過ぎてはいけない。

ではまた。