お知らせ

ウッドデザイン賞2023 表彰式と受賞記念セミナー参加のご報告

弊社の「さとのえ」の取組みが「ウッドデザイン賞2023 環境大臣賞」を受賞したことを、11月11日付の「お知らせ」でご報告しておりましたが、今回は、その表彰式と受賞記念セミナーのご報告です。

ウッドデザイン賞2023の上位受賞作品は、東京ビッグサイトで開催された「SDGsWEEK EXPO2023」(12月6日〜8日)、通称「エコプロ2023」で展示され、6日には特設ステージにおいて表彰式と受賞記念セミナーが開催されました。

受賞記念セミナーでは、最優秀賞「農林水産大臣賞」「経済産業大臣賞」「国土交通大臣賞」「環境大臣賞」を受賞した上位4社が順にプレゼンテーションと審査員とのディスカッションを行いました。環境大臣賞をいただいた弊社からは、代表取締役社長・大沼毅彦と設計者である山田貴宏さん(ビオフォルム環境デザイン室)が登壇しました。

弊社の大沼からは、サカモトの企業理念「地域との共生」「自然との共生」についての考え方と、理念を具現化する「さとのえ」の企画構想のプロセスや実際の取組みについて動画や写真を流しながらプレゼンを行い、山田さんからは、母屋とエネルギー棟をもつ自立循環型の建築の解説、伝統的な工法と現代的な技術を組み合わせ周囲の自然環境に対して「開いてゆく」建築設計の考え方と、それによって実現できる暮らしのあり方についてのお話などをしていただけました。約100席分が用意された会場を埋めた参加者の皆様も、メモを取ったり投影されるスライドを撮影されたり、とても熱心に聞いてくださっていました。

後半では、審査員を代表して鈴木恵千代氏 (空間デザイナー、ウッドデザイン賞審査委員(建築・空間分野長))も登壇され、質問をいくつかいただきました。その1つが、さとのえの企画構想時に地域の民俗なども含めた風土性調査を行ったことについて、「特に民俗史的なことは、どのように設計に活かしたのか?」という内容でした。

山田さんからは「家の中で、住まう人が「消費する」という行為だけではなく、暮らしの中で自然からのめぐみを食卓や生業(なりわい)に繋ぐための「働く」「動く」と言う行為を取り戻していくことが大切だと考えていて、意識的に土間とかまどなどを組み込んでいる」とお答えいただき、鈴木氏からは「未来に向けての実験場でもあり、これからの展開に大いに期待できますね」とのコメントをいただきました。
また、さとのえを拠点として地域の方々との協働で毎月1回開催している、体験型ワークショップについても評価していただきました。土間、かまど、縁側、周囲の自然環境などのポテンシャルを最大限に活かし繋げながら今後も展開してまいります。

鈴木氏は最後に、「さとのえ」も含め、受賞作品に対する講評もお話されましたが、その主旨は「年々参加作品の水準が上がっているが、今年は特に素晴らしいものが多く、特に受賞作品は、どれもベースとして「社会性」をしっかりと持っているものばかり。木を用いる文化の再構築の時期に来ていることを実感している」というものでした。
弊社としましても、今後も、これまで同様に、そして、これまで以上に、企業理念である「地域との共生」「自然との共生」を柱に、ソーシャルデザイン部門での最優秀賞受賞にふさわしい事業を展開していく所存です。今後ともご指導とご協⼒のほど、よろしくお願いいたします。