スタッフブログ

{木取り}難解木材パズル

異常な長雨もおさまり、
やっと製材工場の周りの稲刈りも
終わりが見えてきました。

こんにちは、木材課 佐藤です。

最近は、朝晩の冷え込みが
激しくなってきましたね。

気がつけば、あたりは真っ暗…
日の入りも日に日に早くなっています。

今回も製材のことを
話していきたいと思います。
テーマは「木取り」。

木取りとは、丸太から効率的に、
用途に合わせた構造、造作、羽柄などの
材料を無駄なく取っていくこと。
イメージとしては、こんな感じです。

ただ!そんなうまくはいかないのです。

節、曲がり、シミ、虫食い、腐れ、キズ、
などを避けながら、製材をするとなると
取りたいものが取れなかったりします。

さらに、難しいのが
「用途に合わせた」材料をとる
というところ…
つまりは用途に合った
木材の条件をクリアする
ということです。

木材の条件といいましても
長さ、幅、厚みだけではありません。
少し例を挙げると
4面全部に節がないことを「4無」、
同じく「3無」、「2無」、「1無」も
条件の一つです。

丸太の芯を入れない「芯去り」だとか、

↑芯去り

↑芯持ち

木目の柾目が真っすぐかつ、
木目が密な糸目なんてものも
求められる条件となることがあります。

そんな条件をクリアしつつの木取りは
まさに、難解なパズルのよう。

必要な木割りリスト(製品優先品目)を
頭に入れ、
節、キズなど出なそうなところを予想し、
不具合ははずしつつ
取れそうなら取っていく。

たまに、「あれを取ればよかった…」と
製材後半で気がついたりもします。

同じものがない丸太を
無駄なく効率的に製材することで
木材の良さを最大限に発揮できます。

これからも、
限りなく正解に近い製材を目指し
努めてまいります。

それでは また。