昨年のさとのえOPENからというもの、
住宅街ではなく、
広々とした里山エリアでの建築を
ご希望する方からのご相談を
よくいただくようになりました。
里山エリアでの土地探しと
建築準備について、
事例をご紹介いたします。
●土地の見つけ方
インターネットで検索しても、
なかなか里の土地の情報は、
見つけることができません。
半年以上をかけて、
地域の山間部や畑などを物色し、
よさそうなエリアを見つけ、
その地区の区長さんに相談に
うかがいました。
地域で長いこと続いている弊社では、
社員や役員の知人が、
地域で区長さんをされていたり、
協力業者さまも
地域で長く続いている職人さんで
あることも多く、
関係者のつてでスムーズにお話しを
させていく事ができます。
坂元植林の家・サカモトグループの
理念である「地域との共生」とは
こういうことだなぁと、
改めて感じました。
候補の土地が見つかっても、
その土地を
お持ちの方は遠方にいらっしゃり、
近所の方がその土地を使っていたり、
将来的に譲ってもらって
農地として使うつもりだったり。
太陽光発電の業者さんからの
購入打診がすでにあったり。
市街地から離れたエリア特有の
事情がありました。
●建築準備において
例えば、
下水道がないために浄化槽を設置する
→放流先の同意が必要
道路との境界に公共組合の所有の
U字溝が存在する。
↓
所有者への相談と
道路法に則った申請が必要
隣地の所有者との
境界復元における立ち合い
…などなど、
市街地で整理されて販売されている
土地と比較すると、
土地そのものの価格は安いものの、
上記のような申請や相談や、
従前の使用状況によっては、
多少の盛り土や表土の鋤取りなど、
特有の工事等が
必要になることもあります。
こういった事情から、
実現するケースが
少ないのかもしれません。
坂元植林の家では、
それぞれの事情に寄りそって、
市街地でも、そうでない土地でも、
自然に寄りそった豊かな暮らしを
実現するお手伝いを、
これからも続けて
いきたいと考えています。
お気軽にご相談ください。
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